写真クラス

📸「キミだけの『宝物』を切り取ろう!」

カメラをのぞけば、いつもの景色がちょっと特別に見えてくる。

友だちの笑顔。
道ばたの花。
商店街のおもしろい発見。

みんなが気づかない「すてき!」を見つけるクラスです。

スマホでも大丈夫。
カメラが初めてでも大丈夫。

写真を撮りながら、キミだけの宝物を探しにいこう!

「日本財団」さんから、「みんなの活動を応援したい!」という助成金をいただいているので、小・中学生であれば、だれでも気軽に参加できます。

四宮祐次(しのみや・ゆうじ)先生

日本芸術大学芸術学部写真家卒

国内外の数々の賞を受賞。多くの美術館に作品が収蔵されている。

著者も多数。

参加者募集! 小学生・中学生なら誰でもOK

・6月20日(土) 午後2時~3時 

  場所 八幡大谷市民センター (多目的ホール)

・12月(冬の教室)

※会場は中央町周辺の公民館などを予定しています。
※具体的な日程と場所は、決まり次第「HP」でいち早くお知らせします!

30人ほどのこどもと大人の前で

まず、四宮先生の作品の中で僕が

一番好きな「時の肖像」シリーズを

こどもたちに見せる。

何を撮ったものかクイズにして

尋ねたら、的中に近い回答。

’

続いて10分間、先生の提案で

キレイだな、汚いな、面白いな、と思ったものを

3カットだけ撮るという自由時間。

’

みんな各々散り、それぞれの写真を撮る。

あとは先生のマンツーマンによるアドバイス。

これがなかなか素敵な作品揃い。

やっぱりこどもは天才だね。

でも何より今日感動したのは、小学校1年生を

相手に、四宮さんが具象と抽象のはざまに

ついて真剣に語っていたこと。

日常をいかに僕らは見てないか、見逃しているか、

どんなところにも美はある、と。

’

不思議とこどもたちは理解したように

先生のアドバイス後、改めて撮り直すと

数段の違い。

’

やっぱり、こどもはいいねぇ。

第2回写真クラスレポート

ぐっと近づくと、写真がアートになった

写真家・四宮祐次先生による、2回目の写真クラス。

今回はまず、四宮先生が一枚の作品を完成させるまでの過程を、スライドを使って紹介しました。

町で見つけたのは、ペンキの塗られた壁です。

最初は、壁全体を撮ってみます。
けれど、あまり面白くありません。

「では、もう少し寄ってみよう」

それでも、まだ余計なものがたくさん写っています。

さらに近づき、面白いと感じた部分だけを切り取ってみる。
すると、何気ない壁の一部が、見事な一枚の作品に変わりました。

その瞬間、子どもたちから「ウォー!」という歓声が上がりました。

四宮先生は言います。

「町を普通に歩いているだけでは、面白いものはなかなか見つかりません。自分の目でしっかり町を見て、少しでも面白いと思った風景、汚いと思ったもの、きれいだと感じたものにカメラを向けてみる。そしてモニターをよく見ながら、自分が面白いと思ったものだけが、本当に写真の中に写っているかを考える。そうでなければ、どこから撮ればいいのか、どこだけを撮ればいいのかを考える。それが最も大切なことです」

熱のこもった講義のあとは、さっそく撮影タイム。
子どもたちはカメラやスマートフォンを手に、会場の周りへ飛び出していきました。

時間は10分間。
短い時間でしたが、それぞれが自分の目で面白いものを探し、思い思いにシャッターを切りました。

四宮先生の話を聞いた直後だけに、今回はぐっと近づいて撮った写真が多くなりました。

「これ、いったいどこを撮ったの?」

思わずそう聞きたくなるような、不思議で面白い写真が次々と登場します。いつも見ている町の中に、こんな色や形が隠れていたのかと、大人も驚かされました。

その後は、子どもたちの作品を一枚ずつスライドに映し、四宮先生が講評しました。

ここが面白い。
ここはよく見つけた。
もう少し角度を変えれば、さらによくなる。

一人ひとりの可能性をきちんと認めて褒めながら、惜しいところも丁寧に説明します。自分の写真についてプロの写真家から話を聞く子どもたちは、少し照れながらも、どこか誇らしそうでした。

先生の言葉を聞いて、何か感じるものがあったのでしょう。

講評が終わると、一人の少年がスマートフォンを手に、勢いよく外へ飛び出していきました。

再撮です。

戻ってきた少年が見せてくれたのは、一輪の花をアップで捉えた写真でした。

最初の写真よりも、格段によくなっています。余計なものが消え、自分が面白いと思った花だけが、画面の中にしっかりと残っていました。

それはもう、ちゃんと「アート」になっていました。

教わったことをすぐに試し、自分の目で確かめ、作品を変えていく。子どもたちの吸収の速さは、本当にすごい。

いつもの町も、しっかり見つめ、近づき、切り取ることでアートになる。

写真を撮る技術だけでなく、「自分の目で見ること」の大切さを教えてもらった、2回目の写真クラスでした。